Kikuchi Castle Historical Park & Onko Sosei-kan

３層８角形のお城は1350年前につくられたものです

　菊池市の市街地から北へ向かって数kmの丘陵地帯に、３層８角形の鞠智城が建っていました。 　鞠智城は、東アジア情勢が緊迫した7世後半にヤマト政権が築いた山城です。1350年も前に、こんなに大きくて、デザイン性が高い建造物を創るなんて、驚きです。 　この鞠智城を含めた一帯は広い公園になっていて、公園内にある温故創生館に入ると、鞠智城について学ぶことができました。

1350年前の飛鳥時代に、唐や新羅との戦いに備えてつくられた古代山城

　菊池市の中心地から、私たちのこの日の宿泊先がある菊鹿温泉に向かう途中にあった歴史公園鞠智城に立ち寄りました。 　鞠智城は、丘の上の広大な場所に建つ八角形の特徴的な建物でした。公園の入り口付近には温故創生館という鞠智城のガイダンス施設がありました。この鞠智城は、およそ1350年前の飛鳥時代に、中大兄皇子の命令で建てられました。現在の中国や朝鮮半島にあった「唐」「新羅」との戦いに備えて西日本につく...

六角形の鞠智城

道路沿いの丘を登ったところに突然六角形の建物と正倉院みたいな建物が現れます。六角形の菊池城は中には入れませんが高床式の建物には入れました。

八角形鼓楼

鞠智城は「きくちじょう」と呼び、場所は山鹿市だが菊池市中心部から行った方が早い距離で約5kmに対し、山鹿市中心部からだと約12kmで倍以上の距離になる。車を駐車場に停めて歴史公園内を歩いて回る事に。鞠智城は山鹿市と菊池市にまたがる台地状の丘陵に築かれた日本の古代山城で、城跡は2004年2月27日に国指定の史跡「鞠智城跡」に指定されている。古代山城なのでよく見る何層の建物が天守閣というような城ではな...

古城の広い敷地

鞠智城は、東アジア情勢が緊迫した７世紀後半（約１３００年前）に、大和朝廷（政権）が築いた朝鮮式山城です。 ６６３年の「白村江（はくすきのえ）の戦い」で唐・新羅の連合軍に大敗した大和朝廷（政権）が日本列島への侵攻に備え西日本各地に築いた城の一つで、九州を統治していた大宰府やそれを守るための大野城・基肄（きい）城に武器・食糧を補給する支援基地でした。 古代山城らしく、広い土地に塔や倉庫などが点...