Kaibara Hanjin Yaato Nagayamon

柏原織田家長屋門

門は1714年に建てられて、現存陣屋建物は一度消失したものを、1820年に再建した江戸時代の建物です。現存陣屋部分においては、以前小学校として使用されていたと聞きました。明治時代や太平洋戦争などで火災や取り壊されていた城や陣屋。江戸時代の建物が残っているとは凄いと思います。正面から見たら、水戸市の弘道館にも似ている雰囲気がありました。2万石とはいえ、柏原という町は歴史風情がありありました。ただ、夏...

もう少し展示に工夫を・・・。

全国的にも珍しい藩庁陣屋の遺稿として、もう少し展示に工夫が欲しいのが実感です。前の史料館と併設とは言うものの、陣屋自体の管理者は誰もおらず無人状態とは残念な気持ちです。陣屋の中でスクリーンシアター等、柏原藩や城下町を映像で紹介したコーナーを設けると、もっとイメージが湧いてきて面白いと感じました。また陣屋各部屋毎の説明も設置して欲しいものです。

本当の見どころは奥の陣屋の建物でしょう

長屋門は通りに面していて、自由に見ることができます。一方で、本当の見どころは奥の陣屋の建物でしょう。向かいの柏原歴史民俗資料館で拝観を申し込むと上がってみることができます。陣屋としての重々しさも、ほぼ城並み。藩主の威厳を保っています。

織田家の末裔

建物は19世紀に再建されたもので、小藩だったための陣屋です。静かな町にたたずみ、織田神社、そして春日、黒井城へと行くと明智光秀にもゆかりがあり、戦国が偲ばれました

織田家ゆかりの陣屋

柏原といえば織田家。城を築くかわりにこの地に陣屋を築きました。ここに崇広館という藩校をつくりました。現在はこの地に崇広小学校があります。